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大腸の水分

大腸の内容物で最も多いのは意外にも水分です。大腸の前半分の水分は約85%で、出て来たウンチの水分は65~60%です(ラット)。つまり、25~20%の水分が大腸で吸収されているということです。
では、この大腸の内容物の水分はすべて飲んだり食べたりの食事からだと思うかもしれませんが、実際は違うのです。人間の場合、飲食して入ってくる水分は一日に約2リットルです。一方、唾液、胃液、膵液、胆汁といった消化液、それに小腸から出る腸液を合わせると合計約7リットル(1日)もの水分を消化管は出しています。圧倒的に消化管からの水分が多いです。飲食による水分と合わせると約9リットルにもなります。この水分の8割強は小腸で吸収され、残りの大部分が大腸で吸収されます。吸収された水分は再利用またはおしっことして排出されます。
例えば、小腸でうまく水分を吸収されないと、大腸に水分がどっと流れ込むことになります。大腸が水分を吸収するためには、一定時間大腸の中にとどまる必要がありますが、水分の多い内容物が小腸から流れてくると、大腸でも処理できず、そのまま排便され下痢ということになります。
また、小腸の働きが正常で、大腸の水分吸収能力が落ちた場合にも、水分の多い内容物(ウンチ)が排出されるわけですから、下痢状態になります。

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